養蜂 採蜜用の遠心分離器を購入

採蜜のため、そろそろ遠心分離器をと考え、アマゾンで購入しました。

本当は養蜂問屋の8万円くらいするちゃんとしたものを買いたかったのですが、半額以下で買える安い中国から直送で送られてくるものを買いました。品質の違いがどれだけあるのか、心配ではあります。。。

 

遠心分離器は3万円ちょっとで3枚の巣枠を同時に絞れるものを買いました。大きな箱に取り付けるパーツの一部が外されてはいっていました。

アマゾンのレビューでは、金属加工のバリがある、油が付いているなどの評価でしたので、ある程度は覚悟していましたが、やはりちゃんと洗う方がよさそうな汚れがありそうです。

 

部品を取り外しながら、洗ってみてわかったこと。

1)遠心分離するために巣枠をいれる籠は、蜜がたまるドラム缶状の底部分に丸い穴があって、それに差し込んで回す構造ですが、この穴には青い色をしたグリスがぬってあって、回転がよくなるようになっていました。

しかし、冷静に考えると、この穴、当然ハチミツも入り込むわけで、油がハチミツと混ざると思いました。

この穴のグリスを食器洗剤と割りばしとスポンジでよく洗い流しました。

 

2)溶接の際についたと思われる金属の黒い粉がかなりついています。特にドラム缶上の筒の内側(遠心分離したハチミツが流れ落ちるあたり)に結構ついています。最初はスポンジでこすりましたが、こすればこするほど、スポンジに黒い粉が付くので、バーベキューグリルを洗うための固い繊維スポンジを使い、洗い落としました。

この黒い金属粉はかなり厄介でしたし、ハチミツに混入するわけにはいかないので、要注意です。

 

3)蜜を流して取り出すためのバルブは自分でつける構造となっていましたが、これをつけるためには、中の籠を含め取り外し、分解する必要があり面倒ですね。さらに、バルブをつける口は金属カットがあらく、でこぼこ。これは漏れてしまうのでは?と心配になるくらいです。

水を入れて、バルブをテストしましたが、漏れないようなので安心しました。

ただ、バルブの位置がドラム缶の一番底ではないため、水平に置いた状態でバルブを開けてハチミツが出るとしても、約1リットル程度はドラム缶の底にたまってしまうので、全て出すにはドラム缶そのものを傾けるなどが必要そうです。

使ってみないことには、その便利さと使い勝手の悪さがなんともわからないので、採蜜の時に遠心分離器に関する考察を書きます。

 

今回遠心分離器の洗浄・組み立てに約1.5時間かかりました。